泰雲寺跡 たいうんじあと
区分
宇土市指定史跡(昭和52.1.14)
解説
- 創立年代・・・慶安年間(1648~1652)
- 本尊・・・・・不明
当寺は碩翁和尚によって開山されました。
慶安年間(1648~1652)、宇土藩初代藩主細川行孝が、元は八代に建立した宗功寺を宇土町南小路(現宇土市門内町)に移し、さらに現在の地に移転して泰雲寺と改称しました。
行孝の父である細川立孝の供養のために建てたもので、宗功寺も泰雲寺も立孝の法名「泰雲院殿宗功立允大居士」からとったものです。以来細川氏歴代の菩提所として同家の支配下に入りました。藩主の墓地は泰雲寺跡にあります。
明治3年(1870)8月に廃寺となり、泰雲寺跡には新たに神道の原泉社を建て、細川氏歴代の霊を祀っています。
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所在地
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