天神山古墳

天神山古墳  てんじんやまこふん

区分

 宇土市指定史跡(昭和42.5.30)

てんじんやまこふんの画像 
 解説

 墳形は前方後円墳で、前方部を東側に向けています。墳丘斜面には人頭大の自然礫(しぜんれき)や角礫(かくれき)がみられることから、葺石を有していると考えられます。埴輪の存在は確認されていません。

 主体部に関する情報はなく、遺物も未確認です。後円部から西側に約10メートル離れた場所から土器片2点が検出されていますが、古墳に伴うものであるのかどうか不明です。古墳の時期は古墳時代前期後半と推定されています。

 当古墳周辺に同じ古墳時代前期に属する古墳が存在しておらず、現状では天神山古墳のみが単独で存在する状況です。

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所在地

 宇土市野鶴町所在地  宇土市野鶴町の地図 


 

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