『新宇土市史』資料編 第3巻 古代・中世・近世

新宇土市史の解説

『新宇土市史』資料編 第3巻 古代・中世・近世

 中世・近世の古文書・古記録に、古代の古記録を加えた、明治以前の前近代資料編です。

   古代編では、古文書の現物がまったくなく、基本的に古記録、碑文・木簡から関係資料を抽出し、宇土半島から氷川流域を発祥地とする火君及び火国を冠する地名・人名・件名をすべて収録しました。

   中世編では、宇土地方の南北朝史、社領支配の変容過程が解明できる史料や、一国規模での戦国大名権力が形成されなかった肥後において、周辺・隣国の勢力と宇土氏・名和氏などの地域領主がどのような関係を取り結んだかについて理解できる史料を掲載しています。

   近世編では、小西時代の史料や、九州大学所蔵の宇土細川家文書を中心に、宇土支藩の実態や藩政を知ることのできる史料を収録しました。

   また、轟泉水道や雨乞い太鼓、網田焼など、宇土の誇るべき文化や伝統芸能に関する史料も豊富に掲載しています。

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担当部署:宇土市役所 文化課

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