今年で６年目となった卒業制作「見せる窯」の窯開きが昨日行われました。前田和さん、梅田健太郎さんによって、前日から運動場に窯が設置され、当日は、朝から火を絶やすことなく薪をくべる作業をしていただきました。６年生の子どもたちも、休み時間に交替で薪をくべるお手伝いをしました。
そして日没後、６年生の子どもたちや多くの保護者の皆さんが見守る中、赤々と燃え上がる炎に包まれてモニュメントが姿を現しました。それぞれが思い思いにデザインしたプレートが組み上げられたモニュメントは、世界に一つしかない、そしてここ網田でしか作れない卒業制作です。前田先生から「これは陶器ですから、きっと皆さんよりも長生きします。卒業して大人になっても、いつかこれを見に帰ってきてください。そして今日のこの感動を思い出してください。」とお話をいただきました。
この貴重な経験は、きっと子どもたちの心に残り続けることでしょう。
