融資保証金詐欺

2010年12月20日

融資保証金詐欺(振り込め詐欺の一種)とは、ヤミ金業者が、何らかの名簿を元に、「低利・1本化」「無条件で必ず融資!」「多重債務者救済」などのおとりのハガキ(ダイレクトメール)、電子メール等を送ったり、雑誌広告、折込チラシなどを利用して融資を勧誘し、消費者が連絡先に電話等で融資の申込をすると、「保証金や保証協会費として○○万円が必要」「ブラック情報のデータを抹消するための費用」などと、様々な名目で現金を預金口座等に振り込ませたり、電信為替などで送らせて騙し取る詐欺のことです。

何度もお金を振り込んだもののなかなか融資をしてくれず、不審に思い融資を断ると、今まで振り込んだ保証金等も返してくれないばかりか、解約料を請求したり、勤務先や親戚などの連絡先に様々な形で嫌がらせを始めたりします。

注意事項

正規の貸金業者では、保証金や借入金データの抹消などいかなる名目であっても融資を前提に現金を振り込ませることはありません。

また国の制度として保証協会費を納めると借入金データが抹消され、融資を受けられるものはありません。

最近、実在する金融機関や貸金業者、あるいはその関係会社を装って融資を待ちかける偽のダイレクトメール、折込広告などを利用した融資保証金詐欺が多発しています。

これらニセの広告は、実在する業者の商号、ロゴマーク、登録番号を盗用して極めて精巧に作られており、中には「悪質な手口にご注意!」「当社の名前をかたる悪質な業者にご注意ください。」などといった文言を記載しているものもあります。特に、有利な条件(○○日間無利息・固定金利はかなりの低利・すぐ融資する等)を宣伝する業者は注意が必要ですので、電話番号案内やホームページなどを利用して記載された連絡先電話番号が実在する業者のものと異なっていないか確認してください。

被害にあわないためには“うまい話には裏がある”ことを肝に銘じ、おとり広告に騙されないことです。また、保証金などを要求された場合、すぐに振り込むことなく、警察署や、熊本県消費生活センター、市商工観光課にご相談ください。

なお、振り込め詐欺とは、架空請求詐欺・オレオレ詐欺・融資保証金詐欺を総称したものです。

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担当部署:宇土市役所 経済部 商工観光課 商工振興係

電話番号:0964-27-3328

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