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悪質な訪問販売

2010年12月20日

訪問販売の手口は様々です。

点検商法

おもな販売方法

点検に来ましたと家庭を訪問し、実際に実験するなどして消費者に不安を抱かせるような虚偽説明によって、高額な代替品を売りつけたりする。

おもな商品・サービス

羽毛布団・磁気マットレス・電気治療器具など

相談事例
  • 訪問販売で床下換気ファンの取り付け工事を次々に契約したが、近所の工務店に不必要と言われたので解約したい。
  • 「布団の点検」と来た業者と羽毛布団上下・羽毛ウール敷を契約。2週間後ムートンも契約させられた(合計約180万円)が解約したい。
  • 浄化槽の点検に来たといって、ポンプの力が弱っているから取り替えるようにいわれたが、本当か心配。

悪質な訪問販売のイラスト画像


問題点
  • 「点検に来た」と言って、公的な機関から来たような印象を消費者に抱かせ心配させるようなケースが多い。
  • 消費者の不安感を引き出し、実際には必要でない商品を販売する。
アドバイス
  • 「点検」といって訪問されても、安易な依頼は避けましょう。
  • 契約にあたっては、自分だけで判断せず、家族や知人に相談し、本当に必要であるかどうか十分に考えましょう。
  • 公的機関の職員と紛らわしい場合は、関係機関に問い合わせるなどして確認しましょう。
  • 万一契約してしまった場合や、勝手に商品の取り付けや作業などをされてしまった場合も、訪問販売であれば、原則としてクーリングオフ(8日以内)ができます。この場合、サービスをすでに受けた場合でも代金を支払う必要はなく、無償で元に戻してもらうことができます。

見本工事商法

おもな販売方法

家庭に訪問し、外壁工事や屋根のふき替え工事など、「今なら見本工事キャンペーン期間中」などと工事代金を安くするように言うが、実際には少しも安くない。

おもな商品・サービス

ベランダ、カーポート、外壁サイディング、サンルーム、ソーラーシステムなど

相談事例

「モデルハウスとして無料」との勧誘にのり、サイディング、屋根工事などの契約をしたが、工事完了時期になると販売員が行方不明となり、別の者から代金請求がくる。

問題点

高い料金を請求されたり、ずさんな工事も多い。

アドバイス
  • 契約にあたっては、工事方法・金額・諸条件などをよく確認し、納得のいくまで十分な説明を受けましょう。
  • 安くしておくからと言われてもすぐに依頼せず、本当に工事が必要なら、他の業者からも見積りをとり、比較検討して発注するようにしましょう。契約を急がせる業者に注意しましょう。
  • 契約書は必ず受け取りましょう。

住宅リフォーム工事

全国で高齢者を狙った住宅リフォーム詐欺が相次いでいますが、県内でも被害が多発しています。水道あるいは床下の点検と称して訪問し、「工事をしないと家がボロボロになる。」などと、不安をあおるようなことを言い、リフォーム工事の契約をさせるものです。また、契約を急ぐことも特徴の一つです。なお、一度契約すると、次々に契約させられることが多いようです。

対処法としては、次のとおりです。

契約する前
  • 知らない人は、家に入れないこと。
  • 必要な工事かどうかを家族や信頼のできる人に相談すること。
  • その場で契約せず、いくつかの業者に見積もりさせること。
契約した後
  • 契約書を受け取ってから8日以内であれば、クーリング・オフが出来ます。
  • 8日を過ぎていても販売方法に問題があれば契約の取り消しも可能です。

この記事へのお問合せ

担当部署:宇土市役所 経済部 商工観光課 商工振興係

電話番号:0964-27-3328

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