悲惨な交通事故を撲滅するために~安全運転サポート車をご存知ですか~
現在、高齢運転者による交通事故対策の一環として、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)などの先進安全技術を活用した一定の運転支援機能を備えた【安全運転サポート車】『サポカー』『サポカーS』の普及啓発に、官民一体で取り組んでおり、2020年までに自動ブレーキの新車乗用車搭載率を9割以上にする政府目標を掲げています。(経済産業省HP)
宇土市においても、高齢者による交通死亡事故が発生しています。
悲惨な交通事故を一件でも減らすため、交通事故を防ぐ手段の一つとして、是非ご検討ください。
『サポカー・サポカーS』とは?
安全運転サポート車とは、先進技術を利用してドライバーの認知・判断・操作をサポートし、安全を支援するシステムを掲載した自動車のことを言います。
![]() | 「セーフティー・サポートカー」通称サポカーとは? 被害軽減(自動)ブレーキを搭載した、すべての運転者に推奨する自動車です。 現在、サポカー普及のため試乗会やイベントが全国各地で行われています。詳しくは、https://www.safety-support-car.go.jp/testride/2019.htmlでご確認ください。 |
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![]() | 「セーフティ・サポートカーS」通称サポカーSとは? 被害軽減(自動)ブレーキに加え、ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した、特に高齢運転者に推奨する自動車です。 サポカーSには、被害軽減(自動)ブレーキの機能に応じて分かれる『ワイド』『ベーシック+』『ベーシック』の3種類があります。 『サポカーS』の区分
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※先進安全技術はあくまでも安全運転の支援であり、機能には限界があります。路面や気象条件によっては、作動しない場合もありますので、機能に過信せず、引き続きドライバーの皆様が常に安全運転に心掛けていただきますようにお願いします。
ドライバーを支援する機能
被害軽減(自動)ブレーキ
車両相互事故で最も多い形態が、追突事故です。この機能は、車載のレーダー等により、前方の車両や歩行者を探知し、衝突の可能性がある場合には、運転者に対して警報します。さらに衝突の危険性が高い場合には、自動ブレーキを作動し、事故を未然に防ぐ働きを持ちます。
ペダル踏み間違い時加速抑制装置(誤発進抑制制御機能)
ブレーキとアクセルの踏み間違い事故は、誰の身にも起きうることです。この装置は、停止時や低速走行時に、車載レーダー、カメラ、ソナーが、壁や車両を探知している状態でアクセルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑え急発進を防止できる機能を持ちます。
車線逸脱警報装置
中央線はみ出しよる交通事故も多く発生しています。車載のカメラにより道路上の車線を探知し、車線からはみ出しそうになった場合には、運転者に対して警報し、交通事故を防止する機能を持ちます。
自動切換型前照灯(先進ライト)
前照灯は、基本はハイビーム(走行用前照灯)、対向車と行き違うときはロービーム(すれ違い用前照灯)に切り替える必要があります。この機能によって、前照灯の切り替えを自動に行い、歩行者・障害物を遠くから発見することができ、早期の事故回避措置が可能となります。
車間距離制御装置(ACC)
この装置は、センサーが先行車を認識し、車間距離を一定に保ち、「ドライバーの疲労軽減」、「安全車間の確保」等に貢献します。