スポーツは、まさに「筋書きのないドラマ」そのものだ!
様々な歓喜と悲劇のドラマが生まれた「北京2022オリンピック」は、そんな印象を強く残した大会であったように思います。
ノルディックスキー・ジャンプ混合団体戦で、自身では思いもよらなかったであろう「スーツの規程違反」により失格しながらも、涙をこらえて決勝のジャンプに挑んだ、高梨沙羅選手。
オリンピック3連覇がかかった男子フィギュアスケート・ショートプログラムで、「穴にハマる」という予期せぬアクシデントに見舞われ、それでも攻めの姿勢を崩さず、フリープログラムで前人未到の4回転アクセルに挑んだ、羽生結弦選手。
スノーボード女子ビッグエア決勝で、大技キャブダブルコーク1260(縦2回転、横3回転半)で着地に失敗。顔面を流血するほどの怪我を負いながらも恐怖心を乗り越え2回目も同じ技に挑んだ、県出身の鬼塚雅選手。
スノーボード・ハーフパイプでは、2回目の試技で、厳しいジャッジを受けたにも関わらず、それを怒りに変え3回目に挑み、悲願の金メダルを獲得した、平野歩夢選手。
彼らに共通することは、どんな逆境の中でも「挑む」ことを選び、決して「諦めなかった」ということ。
「諦めずに挑んだ」その先に何が残るのだろうか…?
「五輪でジャンプに挑戦できて幸せ」「4年間、しっかり練習してきたことは変わらない。4年間無駄じゃなかった」と語った鬼塚選手。「無駄じゃなかった」とコメントした彼女の姿を見て、胸に熱いものが込み上げてきました。諦めずに挑んだとしても、成功するとは限りません。得るものは人それぞれかもしれませんが、何一つ無駄なものはないのだと、ハッとさせられる一言でした。
新たなことに「挑む」ことは、口でいうほど簡単なことではありません。ただ、今大会での「筋書きのないドラマ」の数々を通じ、「諦めずに挑み続ける」ことの尊さを実感された方も多くおられたことでしょう。そのことを実感させてくれた選手の皆さん。お疲れ様でした!感動をありがとう!
3月4日(金)からは「パラリンピック」が開幕します。どんなドラマが生まれるのか。選手たちにとって歓喜にあふれた、悔いのない大会となることを願いながら応援したいと思います。
さて3月といえば、卒業シーズン。そして、新たな旅立ちのとき。進学や就職で新たなステージに進む皆さんへ、この言葉を贈ります。「諦めずに挑もう。そのための、一歩を踏み出す勇気を持とう!」その一歩は、成功への道を開くカギになると思います。
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