市指定有形文化財「船場橋」復旧工事現地説明会を開催
令和元年11月30日、熊本地震災害復旧に伴う復元工事が進む船場橋で現地説明会があり、約120名の市民や歴史愛好者が来場しました。
船場橋は、宇土市街地を流れる船場川に架かる眼鏡橋で、幕末の安政2~4年頃(1855~1857)に架橋されました。地震後の被害調査の結果、簡易な修繕では元に戻らないことが判明したことから、一度解体して再構築することになり、平成30年4月から6月にかけて解体工事を実施。その後、石材の修復等を経て、令和元年11月から復元工事を行っています。
説明会では、市文化課の学芸員と施工担当者から被災状況や復旧方法、工事の過程で判明した石材の使われ方等の説明が行われ、見学者は当時の高い技術に驚いたり、熱心にメモをとっていました。なお、今後も工事を進め今年度末に復旧工事を完了する予定です。

