区分: 宇土市指定天然記念物(昭和54.5.9)
解説: 宇土市網津町馬門の大歳神社にあるクスノキです。
幹囲は14メートルにも及び、宇土市の樹木の中では最も巨大です。
昭和45年(1970)当時は中央にあった枝が枯れたためか、大穴が開き、どの枝(5本)も斜上し、オオイタビが下がって異形をなしていたという記録があります。その後樹勢が衰え始め、平成9年(1997)にはオオイタビの除去が行われ、翌年には各大枝に支柱が設置されました。現在は以前よりも樹勢は回復しかけているものの、主幹部分を中心に傷みが激しく、また主幹から伸びた5本の大枝の枝先も枯死した部分が目立ち、若い枝が少ないため、依然として油断できない状況にあります。
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所在地: 宇土市網津町