赤瀬オハツキイチョウ

赤瀬オハツキイチョウ

赤瀬オハツキイチョウ画像

 


 
区分:宇土市指定天然記念物(平成1.3.7)



解説:赤瀬観音堂には3本のイチョウの老樹があります。その中で1番大きい株がオハツキイチョウで、実(銀杏)と葉が一緒に付く全国的にも珍しいイチョウです。

 このイチョウの株は樹齢約100~150年と考えられ、幹囲3.8メートル、幹は御堂に向かって傾斜し、主幹は明瞭でなく、樹形はあまり整然としていません。

 木には地上3メートル以上のところに気根が数個みられますが、いずれも短いもので、他所のような長い気根はみられません。土地の人はこれを乳と呼び、気根の皮を煎じて飲めばお乳の出がよくなるという言い伝えがあるため、切り取ったり、皮を削り取ったりした跡が多くみられます。


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所在:宇土市赤瀬町


 

 

 

 

 

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