門内界隈 もんないかいわい
区分
解説
門内界隈は江戸時代の宇土細川藩の家臣たちの武家屋敷があったところで、当時の家並みや区画がところどころに残っています。
「宇土武家屋敷(陣屋)絵図」をみると、宇土御屋敷を囲むように北東から南西(新小路~八代道)にかけて武家屋敷が建設されています。
武家屋敷は、大きく宇土御屋敷の北側(本町筋側)から八代道にむけての区画、「本丁」通りを挟み、宇土御屋敷の南西側対面から八代道方面に向けての区画、さらに「裏丁」通りを挟んで、宇土御屋敷から八代道方面に向けての南側の区画から構成されています。
宇土御屋敷の南西対面に間口30間(約54メートル)、奥行き28間(約50メートル)の家老佐方与左衛門の屋敷地があり(現宇土市民会館)、その東側に間口30間、奥行き16間(約29メートル)の家老井門次郎左衛門の屋敷地などがありました。
関連
旧高月邸
所在地
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