有意義でした!5年集団宿泊教室。

2018年09月18日

9月13日(木)~14日(金)の二日間,豊野少年自然の家で集団宿泊教室を行いました。残念ながら体調不良等で全員参加とはなりませんでしたが,有意義な2日間を過ごして帰ってきました。活動ごとに5年保護者の皆様には学校安心メールで状況をお伝えしましたが,いかがだったでしょうか?

子どもたちは,1日目の長ーいハイキング(震災のため不通になった遊歩道が多数あったため,大幅に遠回りしなければいけなかった!)では,カンカン照りの中汗をいっぱいかきながら頑張って歩きました。山中の下り坂にはロープをつかんでないと足下がずるずるすべるような場所が3カ所あり,そこでは渋滞してました。怖がってなく子もいましたが,なんとか下ることができました。昼食も汗が弁当に入るくらい暑かったです。

1日目の夜は,ハイキングから帰り雨が降りだしましたが天気が回復し,予定通りナイトハイクができました。真っ暗の中山道をあるき途中の指導ポイントには,本校の先生方多数に立ってもらい,ちょっとおどかされたりしながらスリルを味わうことができました。

その後,お風呂の時間でしたが,脱衣所には忘れ物が多数あったことはもちろんです。

22時の消灯時刻を過ぎて,疲れた子どもたちはすやすやと寝てました。夜中に何度か見にいきましたが部屋から出てる子はいませんでした。さすが花園の子たちです。

2日目の午前の活動は,スコアオリエンテーリングでした。地図とシルバーコンパスを持ってグループごとにポストを探して,できるだけ早くゴールするというものです。男女混合のグループで主導権を握るのはもちろんほぼ女の子です。女の子は説明をちゃんと聞きその通りにやろうとしますが,男の子は本能に任せて走り回り勘だけでポストを見つけます。そのバランスが絶妙で見てて笑いました。

午後の活動は,プラホビーでした。かわいいキーホルダーができました。

この二日間の活動を通して,子どもたちは「自分たちでどうにかする術」を少しは身につけられたかなぁと思います。これからの時代を生き抜いていくためには,大切な力です。非日常な体験は幼いころからするべきだと思います。ネット環境もない,テレビもない場所で過ごせたのはよかったと思います。解散式で子どもたちに聞きました。「いつものようにYouTubeやtvを見れなかったけど,それでも楽しかった人?」ほぼ全員手を挙げました。だから思いました。いつもよりも不便な場所に身を置けば,それなりに愉しむことができるのが子どもなんだと。

是非ご家庭でも,いつもより不便な場所や環境をお子さんに与えて,そこで活動する体験を沢山させてください。机上の学習も大事ですが,それだけではだめです。身をもって感じる体験が大人になったときに活きるのだと思います。保護者は大変ですけど,それをやるかやらないかで育ちは確実に変わってくるはずです。

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お問い合わせ

宇土市立花園小学校

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