私たちも日々勉強です。

2018年09月05日

私たち教員は毎日の授業が本業です。子どもたちとってどんな授業を行えば,「分かった,できた!」となるのかを日々考えています。自分ひとりでは分からないので,学校内では互いの授業を参観し,望ましい授業の在り方についての授業研究会を頻繁に行っています。

また,本日は鶴城中学校校区の学力向上のための研究会が行われています。今年の会場は宇土小と走潟小です。各会場では,選ばれた教師が自分の学級でいろんな教科の授業をします。授業をしない教員はどこかの授業を見にいって研究会に参加し,授業を見た感想を交流したり,「○○のところは,もっとこうすれば良くなったのではないか?」などの意見交流も行います。

1コマ45分の授業ですが,教員のやり方で大きく変わるものです。私たちは,今後も授業研究を行います。子どもたちが,「今日の学習は楽しかったー!」「今度は,○○をやってみたい!」と心から思ってくれることを目指して行きます。

今日,花園小の先生たちも,他の学校の先生の授業を見て大いに学ぶべきところを見つけて帰ってくるはずです。明日からの自分の授業に生かしてほしいです。私は宇土小の授業を見にいきましたが,どの学級の子どもたちも生き生きと学習していました。宇土小の先生たちも頑張ってるなぁと思いました。

私たち教員は,子どもたちが喜んでくれるような学習展開など考え,研究することは苦になりません。それがやりたくて教員になったのですから。でも,それだけじゃなくいろーんな仕事が毎年増えてきて,それは苦になります。部活動は社会体育になり,ほんとによかったのですが,まだまだ働き方改革が進んでほしいです,すると,もっと楽しく子どもたちと一緒に過ごせるのになぁとつくづく思います。

私が就職した30数年前は,毎日ほんとに楽しかったです。子どもや保護者や地域の方々と一体になって,いつも子どもたちのために楽しいことをやってた気がします。成功体験ばかりではありません。失敗体験も沢山させてきました。でもその度に,周囲の方々は温かく見守ってくださっていました。今その教え子さんたちは,立派な大人になっています。同窓会等で当時のことを聞くと,失敗体験が一番よく出てきます。失敗を体験させるのも大事なんだなと思います。

でも今は,何かやろうとすると,リスク管理を第一に考えなければならず,少しの失敗も許されない状況です。失敗したらどうするか?とネガティブな感情になってしまいます。社会全体が学校を見る目も厳しくなり,毎日がドキドキが当たり前になっています。もっともっと自由にやらせてくれたら,今以上に楽しいことができるのになぁ!と思います。失敗も,もう少し大目にみていただけるのであれば,学校は変えられる,子どもを変えられると思っています。

すみません。愚痴になってしまいました。私たちも頑張りますので,今後ともご理解とご協力をお願いいたします。 

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宇土市立花園小学校

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