新学習指導要領の目玉である「特別の教科 道徳」についての研究授業を参観し,職員研修を行いました。
授業者は,3年目の3年担任の先生です。主題名は「えこひいきをしないで」教材名は「三びきは 友だち」です。教材文の登場人物は,ぴょんた,ほんきち,わんたの3人です。ぴょんたとわんたは親友で,ある日3人ですもうをとって遊んでいて,誤ってたくさんの花を折ってしまいました。そこに持ち主のくまおじさんがやってきて,「めちゃくちゃにしたのはだれだ?」とさけびました。ぴょんたは「ぽんきちさんです。」と言いました。ぽんきちは,くまおじさんからいっぱいしかられてしまいました。
本当は3人みんなで謝らなければいけなかったのに,ぴょんたは親友だったわんたをかばい,ぽんきちにだけに罪をかぶせてしまった。
こんなお話です。2年生の子どもたちに「公正・公平」の価値に気づかせるのは大変難しかったです。でも,子どもたちに登場人物3人の役割演技をさせて,場面の状況や3人の関係性やその時々の気持ちについて考えさせる学習を行ったことで,子どもたちは,「人によって態度を変えることはいけない」と気づきました。賢い子どもたちです。
授業参観は,密を避けるためにリモートで中継しながらいくつあの別会場で見ました。研究会も5グループに分けてそれぞれの教室でZOOMを使って行いました。
私たち職員は,今回の研究授業で道徳授業の在り方について深く考える良い機会になりました。明日からの各学級での授業改善に生かしていきます。2年生の子どもたち,ありがとう!!!




充実した研究会でした。これからも花園小の子どもたちのために日々研究し続けます。今後も算数,国語,英語などいろんな教科で研究授業を行う予定です。