国民年金は、全ての公的年金の基礎となるもので、日本国内にお住まいの20歳から60歳になるまでの方は、公的年金に加入します。やがて訪れる長い老後や、生活の安定を損なうような「万が一」の事態に備え、保険料を出し合い、お互いを支え合う制度です。
Q1 基礎年金番号は、どんな時に必要になるのですか?
基礎年金番号とは、国民年金・厚生年金保険・共済組合といったすべての公的年金制度で共通して使用する「一人に一つの番号」です。
年金に関する手続きや、お問い合せ、年金を請求する時などに必要になります。
基礎年金番号は、年金手帳・基礎年金番号通知書で確認するとこができます。
なお、個人情報を保護するために、メールや電話ではお答えすることはできません。
Q2 毎月の保険料はいくら?
国民年金の保険料は定額ですが、毎年度変動します。なお、保険料をまとめて前払いすることにより、割引される前納制度もあります。
国民年保険料の金額に関しては、下記リンクよりご覧いただけます。
お支払い方法
- 現金で納付される場合、日本年金機構からお送りする納付書を使用して、銀行等の金融機関、郵便局、コンビニエンスストアでお支払いください。
- 口座振替やクレジットカードによる支払いも可能です。(別途、申込みが必要です)
Q3 払いたいけど払えない・・・そんなときは?
所得が少なく保険料を納めるのが困難な20歳以上の学生の方については、学生納付特例制度という保険料の納付が猶予される制度をご利用いただけます。
また、20歳から50歳になるまでの方で本人・配偶者の所得が一定額以下の場合に納付猶予を申請することにより保険料の納付が猶予されます。
申請は、市民保険課または各支所の窓口へ
学生納付特例対象校…大学(大学院)、高等学校、高等専門学校、専修学校など
- 修業年限が1年以上の課程が対象です。
- 対象外の学校もあります。
- 本人の前年度の所得が基準を超えていると制度を利用できません。
- 所得のめやす 128万円+(扶養親族の数×38万)で計算した額以下
国民年金保険料を納めることが経済的に難しいときは(保険料免除・納付猶予制度)(サイト内リンク)をご覧ください。
Q4 学生納付特例・納付猶予を承認された期間の保険料は後から納付することができますか?
学生納付特例、納付猶予が承認された期間は、保険料を納めた場合よりも老齢基礎年金の受け取り額が少なくなってしまいます。そこで当時の保険料を10年前までさかのぼって納める「追納」ができます。追納すると、保険料を納付した場合と同じ年金額で老齢基礎年金を受け取ることができます。(ただし、3年目以降の分を追納するときは、当時の保険料に加算額がつきます。)
動画でわかりやすく
日本年金機構のホームページでは、国民年金制度の内容やメリット、保険料の納付方法や免除の手続きなどをわかりやすく動画でご案内しています。ぜひご覧ください。