宇土の御獅子舞 うとのおんししまい
区分
熊本県指定重要無形民俗文化財(昭和36.6.26)
解説
宇土御獅子舞は、雌雄一対(角が2本あるのが雄で1本が雌)、2人立の獅子舞です。
この獅子舞は元文5年(1740)、宇土藩5代藩主細川興文(おきのり)が西岡神宮に獅子舞を奉納したところから始まっており、興文は武運長久や心願の筋のために獅子舞奉納を思い立ったと伝えられています。
舞の型は前段と後段に分かれ、主として前段は山野を馳廻り獅子を捜す玉振りの動作を表し、後段は玉振りと獅子が一体となり楽しく遊ぶ動作を表しています。
舞の種類は楽廻り・春眠(舞の型前段)・おきはな(舞の型後段)・楽の遊び・せくらべ・玉ひろい・合戦・千秋万歳とあります。
関連
西岡神宮