細川家墓地 ほそかわけぼち
区分
宇土市指定史跡(昭和48.12.22)
解説
墓地は泰雲寺跡(原泉社跡)にあります。
細川立孝は正保2年(1645)に江戸で亡くなり、八代の泰厳寺に葬られました。宇土藩初代藩主細川行孝が父立孝の供養のため、慶安年中(1648~1652)に八代に宗功寺を建てましたが、後に宇土に移し、さらにこれを宮庄町に移転して泰雲寺と改め、立孝の墓をここに改葬しました。以後歴代藩主の墓地となりました。
墓地に葬られている宇土藩主は以下の通りです。
歴代 | 藩主 |
---|---|
初代 | 細川行孝 |
2代 | 細川有孝 |
3代 | 細川興生(おきなり) |
4代 | 細川興里 |
5代 | 細川興文(おきのり) |
7代 | 細川立之 |
9代 | 細川行芬(ゆきか) |
10代 | 細川立則 |
11代 | 細川行真 |
立孝から有孝までは国許に帰葬する習わしでしたが、興生・興里・立之は江戸において亡くなり、清光院(東京都品川区)に葬った後、当墓地に分骨されました。
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所在地
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