ドラマロケ地散策ウォーキング
ツアーレポート
日時 | 平成23年12月3日(土)9時30分~15時30分 |
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見学地 | 宇土駅東口~船場橋界隈~宇土市立図書館~近世宇土城跡~中世宇土城跡~轟水源地~大太鼓収蔵館~一心堂老舗 テレビ熊本制作のドラマ「海の司令官小西行長」のロケ地と、行長公ゆかりの地をめぐる約8kmのコースです。 |
参加者 | 48名 |
当日のツアーの様子
宇土駅東口に集合
午前9時、集合場所の宇土駅東口にたたずむ甲冑姿の武者が2人。今日のツアーの案内役です。ツアーを盛り上げようと文化課職員が扮しています!
参加者が全員揃ったところでツアーの行程等について説明を行い、いざ、ロケ地散策に出発しました。
船場橋に到着
最初の見学地である船場橋界隈にやってきました。ここは、『小西行長展』の企画を任されて悩む来栖健吾(柏原収史)が、同僚に励まされるシーンが撮影された場所です。
船場橋は、幕末に造られたとみられる石造眼鏡橋で、欄干には宇土市網津町で採れる馬門石が用いられています。この一帯は、小西行長の宇土城築城と城下町整備に伴って整備されたと考えられており、江戸時代になると藩の物資運搬の拠点として賑わいました。
宇土市立図書館
ここでは、来栖健吾と妻の真紀子(白石美帆)が、行長について調べるシーンが撮影されました。
図書館1階の郷土資料室には、国指定重要文化財である向野田古墳出土品をはじめとする歴史資料が常設展示されているほか、この日はドラマ放映を記念して小西行長とドラマ関連の展示も行われており、参加者は興味深そうに展示に見入っていました。
近世宇土城跡
近世宇土城は行長が宇土入国後に築いた城。本丸跡には行長公の銅像が立っています。ドラマでは、健吾と真紀子が銅像を見上げながら、長い間マイナスイメージで語られることの多かった行長の実像に思いをめぐらします。
ツアーの一行は、ここで昼食&記念撮影。昼食の途中で雨が降り出して焦りましたが、すぐに止んで一安心。しばらく思い思いに城跡の散策を楽しんだ後、もう一つの宇土城跡へ向かって出発。
轟水源地
中世宇土城跡を見学後、日本名水百選の轟水源地へ。散り始めの紅葉がきれいです。ここでは健吾と真紀子が行長の最期について話をするシーンが撮影されました。
江戸時代には、ここ轟水源から約3㎞離れた宇土町まで「轟泉水道」が引かれました。その水道は、使用中の上水道としては日本最古といわれており、現在でも約100世帯で使われています。
「南蛮カステイラ 小西行長の想い」
最後にやってきたのは、本町2丁目の菓子店「一心堂老舗」さん。ここで、参加者全員に行長公をイメージしたお菓子「南蛮カステイラ 小西行長の想い」と、近世宇土城跡で撮影した集合写真が手渡されて解散となりました。
記念写真
参加していただいた皆様、お疲れさまでした!