市長だより(平成23年7月)

2011年07月21日

元松茂樹市長の写真です 梅雨も明け、いよいよ夏本番を迎えますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。  今年は例年よりも10日ほど早く梅雨明けしましたが、降水量は例年の2~3倍に達し、県内各地に大雨による被害をもたらしました。これから台風シーズンに入りますが、日頃からの備えをよろしくお願いします。  また、今年の夏は東日本大震災に起因する福島第一原発事故の影響により全国各地で原子力発電所の運転再開が見合わせられており、電力不足が懸念されております。全国的に節電対策に取り組む機運がありますが、市役所でも節電対策の一環として、冷房の設定温度の抑制や昼休みの消灯の徹底はもちろん、退庁時における電子機器類等の電源コンセント遮断、緑のカーテンなどの取り組みを行っています。各家庭においても節電に繋がることは色々とありますので、工夫しながら節電に努めていただきたいと思います。  しかしながら、今年は例年になく早い時期に猛暑日を記録するなど、最近の熱中症患者の増加傾向のなかにあって、今年はその数が更に増えることが懸念されています。市民の皆さまも節電を図りながらも暑さ対策を施し、体調に十分留意され今夏を乗り切っていただきたいと思います。

 さて、広報うと6月号で私が掲げているマニフェストの進捗状況を発表させていただきました。  「人に元気を!まちに元気!」をモットーに「10のチェンジ」を掲げ、現在までその実現に向けた取り組みを進めてまいりました。まだまだ現在進行形ではありますが、これまで達成したマニフェストを少し紹介させていただきます。  まず「新住民活動サポートシステム構築!」として、本年4月から「まちづくり推進課」を新設したことは、前回(4月)の市長だよりでもお話させていただきました。そのまちづくり推進課において市民皆様のまちづくりをサポートする具体的施策として、「宇土市まちづくり活動助成金」を新設しました。これは地域内交流活動の活性化や地域の宝(資源)の活用を図ることを目的とした助成金であり、地域の皆様のまちづくりの一助になればと願っております。  次に「人にやさしい環境づくりを!」目指し、定住人口増加に向けた新しい取り組みの一つとして「固定資産税の減免制度」をスタートさせました。この制度は、地域経済の活性化や定住人口の増加を図ることを目的に新築住宅の取得を税制面から支援するものです。具体的には、現行の固定資産税の減額制度に加え、一定の要件に該当する新築住宅に対し、市独自の制度として時限的にさらに減免するものです。これにより、条件を満たす新築住宅にかかる固定資産税は3年間非課税となります。この制度が今後浸透し、定住人口増加に繋がっていくことを期待しています。  以上は、現在まで実現に至ったマニフェストの一例ではございますが、このほかにもすでに実現に至った事例もございます。しかし、マニフェストの中には中・長期的な展望に立って取り組みを進めていかなればならないものもございますので、今後とも市民皆様の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。

 終わりに、これから夏本番を迎え、外出するのもおっくうになってくる季節になります。そんな時には日本名水百選の轟水源に涼みに出かけてみられてはどうでしょうか。轟水源の冷たい水の中に足を浸け、自然の涼しさを肌で感じてみるのも良いものですよ。  また、現在8月23・24日の「うと地蔵まつり」に向け、造り物などの準備が着々と進められております。今年は船場川沿いで新たな催しなども計画しておりますので、夏の風物詩花火大会とともに楽しんでいただけたらと思っています。


平成23年7月 宇土市長 元松 茂樹


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市長だより(平成23年4月)(サイト内リンク)
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市長だより(平成22年5月)(サイト内リンク)

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