区分:
解説:
創立年代・・・文永6年(1269)
本 尊・・・・釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来
文永6年(1269)、古保里越前守の娘と伝えられる素妙尼に請われ、寒巌義尹(かんがんぎいん)が三日村(現宇土市花園町三日)に三日山如来寺を開きました。永正元年(1504)に上古閑村(現宇土市岩古曽町)に移転し、現在は岩古曽町に所在します。
当寺が焼けた際、本尊の釈迦・阿弥陀・薬師三尊坐像と韋駄天像、寒巌禅師像の他7躯の仏像が厄を逃れ、今日まで受け継がれています。これらの諸仏像から推察すると、三日村にあった頃の如来寺は相当大きな規模の七堂伽藍を配した寺であったと考えられます。
なお、木造阿弥陀如来坐像・木造釈迦如来坐像・木造薬師如来坐像は熊本県有形文化財に指定されています。
関連: 韋駄天像・寒巌義尹の墓・如来寺遺跡・木造阿弥陀如来坐像・木造釈迦如来坐像・木造薬師如来坐像
所在地: 宇土市岩古曽町