先日、「ふるさと宇土応援寄附金係」宛てにひとつの封筒が届きました。その封筒を開けると、中には現金と手紙が入っていました。手紙には、一言だけこう書いてありました。
「市民の幸福のために使ってください」と。
封筒には名前や住所の記載がなかったため、どなたからのご寄附かは分かりません。ただ、封筒に押してあった消印は、和歌山県内の郵便局のものであったことが分かりました。この方からは昨年度も同様の寄附があっています。
遠く離れた地から、宇土市を応援してくださっている方がいるということ。この善意に大変感動しました。お礼の言葉を直接伝えられないのがとても残念です。「ふるさと宇土応援寄附金」には、毎年多くの方にご寄附をいただいています。これからも「元気な宇土市づくり」に励むことが恩返しだと思います。
ご寄附いただき本当にありがとうございました。
嬉しいことがもう一つあります。「ふるさと」つながりではありませんが、熊本朝日放送(KAB)主催「第10回ふるさとCM大賞」で、市職員有志が制作・応募したCM作品「轟泉水道を守る男たち」が、最高賞の大賞に輝きました。
現役の上水道施設では日本最古の「轟泉水道」。文化的価値が非常に高い一方で、維持管理を行う担い手の高齢化、伝統の技を継承する後継者の不在などでその存続が危ぶまれています。30秒間のCMでは、350年間地域住民が守り続けている伝統的な補修作業の様子を紹介し、「生きた文化財」を守っていこうというメッセージが込められています。
CM(大賞作品)は、KABで9月までに約50回放送(無料)されるほか、九州や東北、北陸などのテレビ朝日系列局でも放送されます。轟泉水道の歴史や魅力を多くの人に知ってもらえることを大変嬉しく思うとともに、保護機運の更なる高まりの一助になれば幸いに思います。
大賞作品のほかにも応募したCM作品(6本)は、市のホームページにも掲載しています。
趣向を凝らしたCMからユニークなCMまで、話題性豊かなCMをぜひご覧ください。
平成25年5月 宇土市長 元松 茂樹
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