元樹だより(平成26年5月就任のごあいさつ)

就任のごあいさつ

このたび、多くの市民の皆さまの御支持をいただき、第5代宇土市長として2期目を迎えることができました。私は、『進取敢為(自ら進んで物事に取り組み、困難があってもやり遂げる)』の精神で、市民の皆さまの幸福のために邁進してまいる所存です。

1期4年間

　これまでの1期4年間は、「元気」をキーワードに市民と行政がタッグを組み「みんなでつくる元気な宇土市」を目指し、各種施策に取り組んでまいりました。

　まず、「動ける市役所」を目指して、市役所改革を進めました。県内初の市監査委員の公募制導入をはじめ、専門的な知識・経験を持つ民間経験者等を、広報PR、企業誘致、農業経営、危機管理の各アドバイザーとして起用しました。このことで、行政の透明性が図られ、また市職員に民間的視野が広がり、自治体間競争への意識づけが強化されました。動ける市役所改革への第一歩を踏み出せたと実感しております。その結果、経済対策事業において、どの自治体にも負けない国の予算の大量獲得や、一般財源の歳出抑制による財政調整基金等の大幅積み増しができたこと、また、緑川・浜戸川左岸の高潮対策の堤防工事が一気に進んだことなど、各分野で目に見える大きな成果を収めることができました。

2期目　これからもチャレンジ!!

　チャレンジ続行!引き続き、定住・交流人口の増加を図るため、市民の満足度の高さに重点を置き、既成概念に捉われることなく、施策に取り組んでまいります。

行政改革・意識改革

　市の職員の民間感覚を強化し、もっと動ける市役所づくりを目指します。前例踏襲ではなく、いかに効率よく、予算の持ち出しを少なくし実のある事業を行えるか、を柔軟な発想で追及します。そのためには、国や県の情報、地域からの情報、市民の皆さまからの情報をいち早く収集し、行動を起こすことのできる職員の"やる気"が鍵となります。また、自分の仕事に誇りを持ち、元気で明るく、親切に市民の皆さまに対応できる職員の育成も大切です。もっと動ける市役所づくりのために、引き続き市役所の改革に努めてまいります。

市民の声を大切に

　私は、施策のヒントは市民の皆さまとの対話の中にあると考えます。市民の皆さまの御意見やアイディアを大切にして、できる限り市政に生かしていきたいと思っております。以前からその思いは強く、平成22年度から「市民ふれあい座談会」や「市長と気軽にランチトーク」などを実施しております。ぜひ、気軽にお申し込みいただき、皆さまのお声を聴かせてください。市民の皆さまの声を大切に、皆さまの汗を無駄にせず、市民の皆さまが中心の『市民総参加のまちづくり』を目指します。

人を大切に! まちを大切に!

　本市の大切な財産は、市民の皆さま、お一人おひとりです。皆さまの元気が宇土市をつくります。将来を担う子どもたちを安心して育てられる環境づくりに努め「子どもたちの笑い声あふれるまち」、そして本市の礎を築いてくださった高齢者の方々が安心して暮らせる「生きがいのあるまち」を目指します。また、市民の皆さまの大切な生命、財産を守るため、防災や交通事故防止対策などにも力を注いでまいります。

産業・経済の活性化

　本市経済の成長は、基幹産業である農漁業の発展こそが原動力です。農漁業の後継者育成を支援し、若者が生きがいを感じる経営基盤整備など農漁業の振興に力を入れます。さらに農海産物のブランド化や地元食材グルメ開発など地域の食材を生かした6次産業の推進に努め、本市を県内外へアピールしてまいります。また、一期目から取り組んでおります住宅リフォーム助成制度の拡充に加え、店舗リフォーム助成制度等の創設により、商工業の推進にも努めてまいります。

　言うまでもなく、本市発展の課題は山積しています。これらの課題をクリアしながら、いかに羽ばたかせるかは、宇土市をつくる私たち(行政と市民)次第です。私たちの働きようで宇土市は変わります。自分に厳しく職務に邁進してまいりますので、市民の皆さまの御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。

平成26年5月　宇土市長　元松　茂樹

バックナンバー

探す

フリーワード検索

人気のキーワード